海老名市は16日、今夏の節電対策として昨年に引き続き水曜日の午後、市庁舎を閉庁する方針を明らかにした。その振替え措置として土曜日の午前中に窓口業務を行う。期間は7月11日(水)から8月25日(土)まで。
電力使用制限令が発令された昨夏、市は前年度比20%減の目標を立て節電に取り組んだ。中でも全国に先駆けた施策として注目を集めたのが平日の閉庁措置だった。
「来庁者が比較的少ない」という水曜日の午後を閉庁し、ピーク時の電力使用を抑制する取り組みは当初、市民サービスへの影響を懸念する声も聞かれた。しかし担当課によると「大きな混乱はなく、業務に影響はなかった」とし、今夏も実施することを決定。昨年同様、住民登録や納税手続きなどの全ての窓口業務を正午で終了する。
政府が示した今夏の電力需要対策によると、東京電力管内では4・5%の供給余力が見込まれ、今夏は昨夏に比べ切迫した状況ではない。
しかし北海道、関西、四国、九州の4電力管内では計画停電を準備する方針を表明するなど、深刻な電力不足が予測されることから、市はこの日までに水曜閉庁や市庁舎照明のLED化推進などを盛り込んだ、独自の節電方針をまとめた。数値目標は明示されていないものの、担当課では2010年度比で15%の節電を目指したいとしている。
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