警察署長が市の魅力作詞 ガールスカウトが歌で参加、CDに
海老名の良さを歌詞にした新たな曲が完成し、このほど市内のスタジオでCD化に向けたレコーディングが行われた。
「ウエルカム海老名」と名付けられたこの曲は、作詞を小平博海老名警察署長が担当。作曲は同署の関係者から紹介してもらいクリエーターの吉田一馬氏に依頼、歌をガールスカウト神奈川県第77団と97団の団員が担当した。
小平署長は過去にテレビCMの替え歌で振り込め詐欺防止のキャンペーンソングを作ったり、アニメ「タッチ」の替え歌でひったくり防止ソングを作っている「アイデアマン」。
今年3月から署長を務めるにあたり、「まちを知ろう」と海老名のことを調べているうちに海老名の良さを知り、地元市民だけでなく周辺の人々にも伝えたいと曲を作ることを思いついた。
この日は、1音1音発声に注意しながらの歌唱指導が行われ、5番まである歌を2回ほど通し練習をした後レコーディングに臨んだ。団員は7月初めから個々に練習をしてはいたものの、全体練習は2回しかできず不安を抱えていたという。 録音を終えスカウトメンバーは「声かれちゃった。足が疲れた」と本番の緊張感から解放されたのか一様に表情を緩めていた。小平署長は「海老名の良さが耳に残ってくれればいい。スカウトたちも元気に歌ってくれてよかった」と話していた。
完成したCDは市内の小中学校に配布されるほか、市のイベントなどで流される予定。
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