GPSや無線システムを利用し、路線バスの運行状況や停留所への接近情報などをパソコンや携帯電話で検索することができる「バスロケーションシステム」が、海老名市内でも利用することが出来るようになった。今回は神奈中バスのみだが、今秋には相鉄バスも同様のサービスを開始する予定だという。
鉄道と異なり道路の混雑や天候により遅れが出るなど、定時性確保が困難なため、バスの位置情報をリアルタイムに通知する「バスロケーションシステム」は利用客の待ち時間解消に有効とされている。
神奈中ではこのシステムを2005年から導入。厚木市と愛川町エリアを皮切りに、段階的に整備を進めてきた。
海老名市域でのサービス開始へ向け同社では市内を走る全ての路線バスに専用の車載器を設置するなど準備を進め、3月末から情報提供をスタート。さらに新たな取り組みとして、スマートフォン専用のサイトも開設した。
同社では「バスの待ち時間は利用者にとって無駄な時間となっていることが多い。このシステムをご利用いただくことで、バスを利用しやすい環境が提供できれば」と話している。
サービスはシステムの専用サイト(http://real.kanachu.jp)から利用が可能。バスの接近情報のほか、目的地への到着予測時間と小田急線への乗り継ぎ情報も得ることができる。問合せは同社【電話】0463・22・8833へ。
相鉄バスでも
海老名市内に路線を持つ相鉄バスもロケーションシステムの導入に向けた準備を現在、進めている。市内では今年9月末までのサービス開始を予定している。
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