海老名市中央の飲食店「グランサッソ」(奥村将代表)と横浜市内のIT企業「アルディート」(酒井岩一社長)が「子どもたちに健康的に野球を楽しんでもらおう」と7月15日、海老名運動公園野球場で「野球肘(ひじ)」を予防するメディカルチェックイベントを開いた。
野球人の天敵とも言える「野球肘」。そのひとつとなる「離断整骨軟骨炎」は肘を休めることで治る障がいではあるが、初期は痛みがないため、発見が難しいのが現状だ。
今回の「野球肘チェック」は海老名と綾瀬両市の選抜チームによるオールスター交流戦のスポンサー依頼を受けた2社が「野球を健康に続けてもらいたい。専門家を招き予防に務められたら」と少年野球連盟にメディカルチェックイベントの開催を提案し実現した。
この日は海老名市少年野球連盟に所属する小学5・6年生180人が北里大学病院の医師らの診察を受けた後、理学療法士からストレッチ方法など予防指導を受けた。
エコーで子どもたちの肘の状況を診察した医師・見目(けんもく)智紀さんは「早期発見、早期治療が重要になる障がい。年齢問わず、誰にでも起こりうるので、この検診ができるのはとても意義がある」と話していた。また、奥村代表は「子どもたちが夢に向かっていけるように、この活動が海老名から始まり、全国へ広まれば」と話していた。
検診後の交流戦は3試合が行われ低学年の部は10対6で綾瀬、高学年の部は5対4で海老名、女子の部は10対3で綾瀬が勝利した。
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