海老名市民を中心とする「十三浜に花火を上げる会」が8月11日、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市北上町十三浜で「追悼花火」を打ち上げた。
ロックバンド「HOUND DOG」の元メンバー海藤節生さんが脱退から28年ぶりにベースを手にし、復興支援を続ける中で、40人の命が失われた十三浜の住民から「供養の花火を上げたい」と要望を受けた。
同時期に海老名市中央の飲食店「グランサッソ」の奥村将代表がフェイスブックで海藤さんと知り合い、意気投合。仲間を募りながら「十三浜に花火を上げる会」を立ち上げ、花火を上げる資金集めのため、同店ではチャリティーイベントの開催や募金活動をしていた。
この日は海藤さんが企画し3年前から行っている音楽祭が開かれ、約300人が来場。フィナーレを飾ったのは海老名からの「追悼花火」だ。
花火があがると、手を合わせる高齢者や雄叫びを上げる青年たち、はしゃぐ子どもたちなど、それぞれの思いを込めた500発が会場を感動の渦に包み、涙を流す人も見られた。
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