中農牛 県共進会で最高位 学生の管理下では初
中央農業高校(江原洋一校長)酪農部の「チュウノウシーバーSBCノア号」(ホルスタイン種・1歳4カ月)が、10月27日に綾瀬市の県家畜集合センターで開催された「神奈川県乳牛共進会」の未経産部門で最高位賞を受賞した。
共進会は、ホルスタイン種を未経産、経産に分け、さらに月齢ごとに部門わけし、骨格や体型など乳牛の機能美を競う品評会。
市町村単位から選ばれた酪農家が出品する中で、今回最高位に輝いたノア号は、中農で生まれ育ち、生徒が管理した乳牛。こうした酪農家の手を借りず生徒が管理した乳牛が最高位を受賞したのは県内初となる。
ノア号がエントリーしたのは未経産の第3部門。7頭が出品した中で1位となる優秀賞を獲得。さらに各部門の優秀賞受賞牛5頭の中から今年度最も体型に優れた乳牛に選ばれ、未経産部門の最高位に輝いた。
ノア号は、他の乳牛に比べ体格は劣っていたが骨格などトータルバランスの良さが評価。乳牛としての将来性が期待された。
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