かつては海老名市域でも国分や上今泉、杉久保、社家など6つの地域で盛んに演じられていた地芝居を、現在まで継承する大谷地区の歌舞伎保存団体が4月13日(日)に神明社(大谷北2丁目)で「農村歌舞伎」を奉納上演する。
江戸時代後期に起源をもち昭和初期に一時、中断したものの終戦後に戦地から復員した大谷地区の青年らが中心となり地芝居を復活させた歴史を持つ「大谷歌舞伎」には現在、地域住民ら18人が籍を置き週に2度の稽古に励んでいる。
13日の舞台では源義家に討ち取られた奥州の豪族・安倍頼時の子・貞任、宗任兄弟の仇討ちを題材にした物語「奥州安達原三段目 袖萩祭文の場」を披露する。
本番を間近に控えた4日、大谷八幡宮内の社務所では「お君」を演じる杉久保小学校6年の押田優依さんや、大谷中1年の大西佑希さん、同3年の小川耀太さん、「浜夕」役の89歳・斉藤金造さんら出演者が集まり、1時間近い演目を通しで演じ細かな動きなどを確認した。
公演は午後4時10分からで観覧無料。問合せは大谷芸能保存会【電話】046・234・9799へ。
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