オークラフロンティアホテル海老名の総支配人を務める 桑原 大治さん 54歳
家族も仕事も真心いっぱい
○…老舗ホテルの「御三家」の一角でもある「ホテルオークラグループ」のひとつ「オークラフロンティアホテル海老名」の総支配人を今年4月から務めている。利用者のお出迎えをしたり、ホテル内を駆け回り利用者と従業員からの声を集めたりと多忙な日々を過ごしている。「地域のニーズに合った形を作り出し、地元の方たちに愛されるホテルにしていきたい」と今後の展望を熱く語る。
○…大学を卒業後、新入社員としてホテルマンの道へ。最初の仕事はベッドメイキングからトイレや風呂掃除、ルームチェックなどを行う「客室係」を担当し、その後はベルボーイからウェイター、営業、採用、広報まで、さまざまな分野で経験を重ねた。海老名に赴任する前は結婚式場の激戦区として知られる青山・表参道の式場の総支配人も務めたキャリアを持つ。「当時は分からないこともあったけれど、今となってはどの分野も欠かせない知識と経験になっています」
○…忙しい毎日を支えてくれるのは家族の存在。妻と娘2人の4人家族。「先日、やっと長女の就職が決まってね」と仕事の話とは違った、父親としての表情を浮かべた。続けて「次女とは2人でラーメンを食べに行ったよ」と家族愛を語り出す。運動会や授業参観など、学校行事には出来る限り参加した。「必死で会社を休んだ時もありました。従業員にも家族との時間を大切にしてほしいと伝えています」と白い歯を見せる。
○…神棚に手を合わせ、その日の業務の宣言を行うのが毎日の日課。「多くの出会いの中で勉強をさせて頂きました。毎日、感謝の思いを忘れずに利用して頂ける方たちに喜んで頂きたい」と力強く話す。数々の成功体験などはあるが、既成概念にはとらわれず、地元育ちのスタッフが積極的に取り組める環境を創っていく。「感謝の気持ちを忘れずに絶対に諦めない心で地域の皆様に貢献していきたい」と目を輝かせた。
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