7月中旬から海老名でも湘南梨の収穫が始まり、市園芸協会果樹部会(尾上充部会長)に所属する4軒の梨農家は収穫作業に追われている。
湘南梨とは、湘南梨組合に加入する海老名市、大和市、綾瀬市、寒川町の3市1町の生産者が生産する梨。品種は農園によってさまざまで、尾上部会長が営む中河内の「尾上農園」では「長寿」「幸水」など4種類の梨を育てている。
今年は晴天が続き、梨が太陽の光をたくさん浴びたため、全体的に例年よりも糖度が高く仕上がっているという。8月10日頃までは「長寿」、甘みが強く人気の「幸水」は8月10日頃から8月20日頃まで、各農園の直売所や大谷の「グリーンセンター」で販売される。
尾上部会長は「海老名の梨は市場には卸していない貴重なものなので、ぜひ味わってみてください。市内の直売所はお盆期間も営業しているので、お土産などにもピッタリだと思います」と話している。問合せはさがみ農協有馬支店【電話】046・238・4138へ。
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