さつき町の海老名幼稚園で9月15日の敬老の日を前にした12日、海老名市のイメージキャラクター・えび〜にゃの「塗り絵」を祖父母にプレゼントする企画が行われた。
高齢者を狙った振り込め詐欺被害が後を絶たないことを受け、孫から注意を呼びかけようと、海老名警察署が企画した取り組み。市内のほかの幼稚園や保育園でも同様の取り組みが行われ、全29園約4000人の子どもたちが注意喚起を発信した。
同署では振り込め詐欺の対策として金融機関への呼び掛けや、合言葉を載せた通帳カバーを配布するなど、これまでにもさまざまな対策を講じている。生活安全課によると市内では今年、9月15日までに13件の振り込め詐欺事案が発生。被害額約1500万円で、息子を偽ったオレオレ詐欺や市役所職員をかたった還付金詐欺が増えているのが最近の特徴だという。
この日、園児らは「気をつけて振り込め詐欺!!」というメッセージとえび〜にゃが描かれた塗り絵に、思い思いに色を施し、それぞれの祖父母に「気をつけてね」と呼び掛けながら手渡した。
|
|
|
|
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>