本郷で農家を営む橋本計美(かずみ)さん(75)がこのほど、神奈川県および農業関係団体などで構成される「神奈川県担い手育成総合支援協議会」から優良認定農業者として表彰された。
橋本さんは地元で3代つづく農家で、トマトやきゅうりなどの施設野菜を中心に栽培。高水準の品質が求められるという生活協同組合ユーコープへの出荷を続けると同時に、地産地消に取り組む市内の農家グループ「トマトガーデンエビナ」の部会長を務めている。生協が実施する産地見学会や収穫体験を受け入れ、消費者の農業理解促進にも貢献していることなどが、今回の表彰に繋がった。
認定農業者制度は農業者が5年後を目標とする農業経営改善計画を作成し、その計画を市町村が認定する制度。県内では2千を超える経営体がこの認定を受けており、売上高や労働環境の整備、地域の農業振興や活性化への寄与などを評価基準とし、毎年、優良認定農業者を選出している。
今年度は橋本さんを含む2人がこの栄誉を手にした。表彰後、橋本さんは「こういった評価をいただき嬉しい。これからも頑張っていきたい」と話した。
|
|
|
|
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>