海
県内一の生産量を誇る海老名のいちごが最盛期を迎えている。現在、市南部地域を中心に20戸ほどの農家が丹精込めて栽培している。そのひとつで、県のいちご品評会で最高位である農林水産大臣賞も得たことのある、本郷の武井いちご園(武井哲也代表)によると、「寒暖差が出てくるこの時期はより実がしまり美味しい時期で、収穫して時間が経っていない直売のものは限りなく完熟しているため、糖度も高く、実の痛みがないため美味しく食べられる」という。
海老名域におけるいちごの栽培は1930(昭和5)年から始まり、当時は「福羽苺」という品種を栽培していた。「海印」として珍重され、新宿や銀座の名店にも出荷されていたほどの高級品で、桐の箱に収められ、昭和天皇に献上されたこともある歴史をもつ逸品だったという。
現在は「とちおとめ」や「紅ほっぺ」といった品種を栽培。摘み取り観光農園も開かれ、週末を中心に市内外から多くの人が訪れている。
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