「平成26年度税に関する絵はがきコンクール」(全国法人会総連合会女性部会主催)で、有鹿小学校5年の高石偲穂里さんの作品が、神奈川、山梨、千葉の3県から約2万3千通の応募があった「東京国税局」管内の審査で最高峰となる「会長賞」を受賞した。
高石さんは夏休みの宿題の一環として、同コンクールへの作品出展を決意。描き始める前には、本やインターネットで資料を集め、母親と一緒に税金がどのように使われているかを学ぶ中で「税金を払えばみんなが笑顔になる」という結論を見出した。
作画では、学校へ通学できる幸福感やまちの清掃事業、警察の取り締まりによる安全性、将来の生活に必要な年金受給の安心さを具体例に挙げ、それぞれ4つのシーンに分割。その中心には「笑顔」を配置し、「鳥が幸せを運ぶ」というイメージを、お金を運ぶ2羽の鳥で表現した。
高石さんは「2万3千通もの作品の中から選ばれたと聞いて、びっくりしましたが、自信になりました。今後も機会があったら挑戦していきたいです」と笑顔で話した。
税金を的確に表現4分割した点など評価
これまでも、様々なコンクールで受賞経験を持つ高石さん。今回の作品も、昨年10月の大和法人会内(海老名、綾瀬、大和、座間)、2月の県の法人会の審査で、いずれも最優秀賞に選出され、3千通以上の応募の中から県代表として「東京国税局」管内の審査に臨んだ。
大和法人会の関係者は、高石さんの作品について「4つの場面に分けて税金の使われ方を分かりやすく表現した事や、はっきりとした色使いで見やすく工夫した点などが評価されたのではないか」と話している。
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