第36回海老名市少年少女スポーツ野球大会の準決勝、決勝戦が4月19日に行われ、中新田小学校を拠点に活動する「中新田ベアーズ」(吉川慎一監督)が第1回大会以来の35年ぶり2回目の優勝を果たした。
大会では市内の小学生野球16チームが参加。ベアーズは1、2回戦を突破し準決勝は「有馬レンジャーズ」と対戦。序盤のミスによる失点で3点を先行される苦しい展開から1点を返した5回裏、2死2・3塁から2番小畑輝家選手のレフト前タイムリーで1点差に詰め寄り、さらに四球で2死満塁の場面で、4番内田温也選手のセンターへの2点タイムリーで逆転に成功。この回、5点のビッグイニングとなり、結果6対3で決勝へと駒を進めた。
迎えた決勝の相手は「海老名サンダース」。2回裏1死、主将の楜澤(くるみさわ)大地選手の3塁打からチャンスが生まれ、相手のミスを誘い1点を先行。中盤は両チームともチャンスを作れず膠着状態が続く中、6回表では1死2・3塁のピンチを迎えるも小畑輝家・慶祐選手の兄弟バッテリーが打たせて獲りピンチを凌ぎ、そのまま1点を守りきり、完封で優勝を飾った。
吉川監督は「大会を通じて選手たちが精神面で非常にたくましく、粘り強くなったことに感心させられました。決勝戦でのプレーは今後にも大きな自信になると思います。また、本大会においては私自身が監督2年目の7年前の決勝戦で、4回コールド負けを喫しており、非常に思い入れの強い大会で悲願の優勝を果たすことが出来、こみ上げて来るものを抑えられませんでした。頑張った選手・スタッフ・保護者等関係者に感謝したい」と大会を振り返った。
楜澤主将は「この仲間と目標にしていた優勝が出来て本当に嬉しい。次の大会も優勝を目指して頑張ります」と抱負を語った。
ベアーズは5月下旬に行われる「全日本学童野球大会」の県大会で海老名市代表として挑戦する。
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