海老名市立有馬図書館(松田彰館長)が、5月2日に開館20周年の節目を迎える。同館ではこれを記念し、20年の歴史を振り返る年表や開館当時の主な文学賞受賞作品コーナー、来館者が自由に書ける「お誕生日メッセージコーナー」などを設けている。
有馬図書館がオープンしたのは1995年。スタッフによると、図書館を利用し、貸出者数は年間約2万6千人で貸出冊数は約60万冊となる。開館当初、約3万5千冊だった蔵書数は現在8万7千冊を保有しているという。また同館が位置する市南部域では、農家が多いことからも農業系の蔵書が他と比べ多いのが特徴にあるという。
図書館年報(最新版・平成25年度)によると、開館記念事業として、おはなし会や映画会が実施された。開館したこの年は、戦後50周年であったことから特集本と組み合わせて記念映画会として「はだしのゲン」を上映している。映画会は月2回、おはなし会は毎週日曜日に実施され、開館以来、続く事業になる。
他にも定期的に開催されている時世に合わせた図書特集コーナーや夏休み期間に図書館員として職場体験を実施するなど、さまざまな取り組みを展開している。
企画展には、日本ホラー小説大賞で映画化もされた「パラサイト・イヴ」や舞台や映画、テレビドラマ化もされている「地下鉄(メトロ)にのって」など、懐かしの作品が並んでいる。
影絵の世界へ
4月23日から5月12日までの「こどもの読書週間」では、子どもたちに同館に触れてもらおうと初の試みとなる「影絵」のイベントを企画。4月29日(水)、午後3時から3時30分まで。
申込み・問合せは【電話】046・238・4646へ。
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