振り込め詐欺の被害を未然に防止したとして、海老名警察署(山口達夫署長)は8月17日、横浜銀行海老名営業部海老名支店の小野寺隆店長に感謝状を贈呈した。
11日間で2件
海老名署の発表によると、7月17日に同支店の窓口を訪れた88歳の男性が、対応した女性行員に対して「10万円残して、あとは全額引き出したい」などと要請。多額な取扱い額に加え、そのお金を即、振り込みたい旨を話すなどの言動から、振り込め詐欺だと判断したこの行員の機転により、被害を未然に防いだという。
さらに7月28日、今度は77歳の女性が同じ窓口を訪れ、多額の現金引き出しと振り込みを要請。この際はあいまいな言動や挙動不審な立ち振る舞いなどから、女性行員が「振り込め詐欺に遭っているのでは?」と判断。適切な対処で10日余りのうちに2件の詐欺被害を、相次いで防いだという。
日頃の心構えが結実
近年、銀行や各金融機関などでは、窓口担当者などが積極的な声掛けを実施。引き出しの理由等の具体的な確認を行い、息子を装った振り込め詐欺被害などを未然に防ぐことに力を注いでいる。一方、警察でもこうした詐欺被害に遭いかけている人の典型的な行動などを記した「チェックシート」を銀行の担当者に配布。 今回の”連日のお手柄”は、こうした日頃からの地道な取り組みが結実したもの。山口署長は「金融機関が詐欺を食い止める最後の砦。積極的な姿勢で被害を防止してくれたことに非常に感謝している」と述べた。
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