「実感伴う声」早くも
大型商業施設「三井ショッピングパークららぽーと海老名」が10月29日、正式にオープン。各マスメディアなどが一斉に詳細を取り上げるなど、賑わいを見せ始めている。
その一方、地元からは「渋滞が発生し、車での移動が困難になりつつある」等の実感を伴った意見や「生活道路に抜けてくる車が少しずつ増えており、近い将来、交通事故につながりかねない」などと危惧する声が、早くも寄せられている。
生活環境の悪化、とりわけ交通渋滞への懸念が具体化しつつある中、受入れ側となる海老名市では「(駅西口エリアへの)来場には公共交通機関の利用を」などと広域的なPR活動を展開。当面はマイカーによる来海を減らす事で周辺の混雑緩和を図ろうとしている。
”道半ば”変わらず?
しかし、渋滞緩和の切り札にもなり得る「市道整備」については、本紙が進捗の遅れを指摘した6月中旬以降も大きな進展がみられず、依然「道半ば」といった様相=写真=。ららぽーと北側の「バイパス新設工事」は完了したものの、西口地区からJR相模線の下を通り文化会館と中央図書館の駐車場へと抜ける「上郷河原口線」は未着工のまま。さらに駅西口エリア来場者の利便性向上のために運行されるとみられている「シャトルバス」については、10月下旬までの時点で行政側からの正式な発表がなく「本当に利用できるの?」と心配する声も挙がっている。
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