さまざまな分野で功績を挙げた人に贈られる「叙勲」と「褒章」がこのほど内閣府から発表された。海老名市内からは、公務等に長年従事し、成績を挙げた人に贈られる叙勲「瑞宝双光章(ずいほうそうこうしょう)」を3人が、長年地域に貢献した人に与えられる褒章「藍綬褒章(らんじゅほうしょう)」を1人が受賞した。
瑞宝双光章を受賞したうちの1人、綾瀬市の「おとぎ保育園」の園長を務める森下芙玖江(ふくえ)さんは、園長として32年、保育士(当時は主任保母)になってから45年、子どもたちの教育に携わってきた。
この道に足を踏み入れたのは、自身の子どもを預けていた保育所の園長の考えに共鳴したことがきっかけ。猛勉強し主婦から転身した。最初の20年は無我夢中で、今も「これでいいのか」と自問自答しながら園児や保護者と向き合っている。
「叙勲をいただけたのも、職員の皆さんが想いを汲んでついてきてくれるから。本当に感謝しています」と話した。
また、保護司の海野暉雄さん、元公立小学校校長の山田憲政さんも同賞を授与している。
褒章では、海老名防犯指導員連絡会の元会長・今井和雄さんが「藍綬褒章」を受賞した。今井さんは会長として20年、指導員としては31年にわたり、犯罪を抑止する様々なキャンペーンに尽力してきた。
表彰を受け、今井さんは「長年やってきたことが認められて嬉しい。家族や地域の人の支えがあったから頑張れた」と周囲の人へ感謝の気持ちを述べていた。
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