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東柏ケ谷ロリアン 「焼き菓子」で郷土史表現 女性目線の逸品、県が認定

経済

公開:2016年1月29日

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受賞作を手にする小島取締役(中央)と女性スタッフ
受賞作を手にする小島取締役(中央)と女性スタッフ

 女性が開発に貢献した商品やサービスを県が認定する「神奈川なでしこブランド2016」に、市内東柏ケ谷の洋菓子店「ロリアン」(【電話】046・231・1610)の焼き菓子「海老名いろはがるた」が認定された。

 なでしこブランドは、女性の活躍を推進することを目的に、企業・団体から女性が開発に貢献した商品を募集し、神奈川県が認定する事業。今年は県内の企業・団体から47件の応募があり、14件が認定された。

 「ロリアン」が出品し認定を受けたのは、海老名の歴史等をテーマにした焼き菓子。海老名の史跡、歴史を綴った「郷土かるた」を題材にし、「海老名いろはがるた」と名付けた。大谷観音堂にあるカヤの木をモチーフにしたバウムクーヘンや、国分寺跡の石畳を表現したフロランタンなど、全部で14種類の焼き菓子を開発。

 この商品は、約10年前に利用者より「お土産に最適なお菓子がない」と相談を受けたことがきっかけで作り始めた。女性スタッフが中心となり相談を重ね、「子どもが学校行事などで使っている郷土かるたが面白そう」というひと言がヒントとなり、皆で完成に漕ぎ着けた。

 開発後は同店のほか、市内中央の「マルイファミリー海老名」でも販売され、特に長期休みの前に手土産として購入していく人が多いという。また、市のイベント等で景品として提供されることもあり「お菓子を食べながら海老名の昔話を知ることができて楽しい」と評判を集めている。

 賞には、知人からの勧めを受け「やってみようかな」という気持ちで応募したという。同店の小島有加里専務取締役は「まさか選ばれると思っていなかったので驚いた。この受賞が、郷土を知ってもらう良いきっかけになれば」と話していた。

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