海老名・座間・綾瀬版
公開：2016年3月25日
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車イスで乗降も可能
障がい者に対するトイレ支援として全国で活躍している福祉バイオトイレカー。これを扱う「ＮＰＯ法人やさしくなろうよ」（品田直子代表・国分南）が３月14日、２０１５年度ボランタリー活動奨励賞に選ばれた。
これは、他のモデルとなる実践的な活動をし、地域社会への貢献と今後の発展が見込まれる団体を表彰する神奈川県の制度。講評では障害者差別解消法施行や東京パラリンピック開催を控える中で、イベントやスポーツ大会などで課題だった障がい者のトイレ問題解決に結び付き、かつ今後の支援に高い期待が寄せられることなどが評価された。
同法人では「３度目の応募だったので評価を得られて嬉しい。今後はパラリンピックで利用されるよう頑張り、日本中に広めていきたい」と話す。
福祉バイオトイレカーは水を使わず、オガクズで排泄物を処理する。全国各地での野外イベント他、東日本大震災の時も１年半にわたって支援を行った。
現在、同法人では、イベントの際の女性ボランティアを募集している。問合せは【電話】０４６・２３５・５２００へ。
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