海老名警察署の署長に就任した 岩岡 豊さん 中新田在住 56歳
発展するまち、更に安全に
○…海老名駅西口の「まち開き」や、初の人口13万人突破など発展を続けている海老名市。今後、より一層の犯罪防止が重要視される海老名の警察署長に着任した。「海老名署に務めるのはこれで2回目。公共施設や市民ボランティアの方も知っている顔が多いので、皆さんと協力し、より安心・安全なまちを目指したい」と熱を込める。
○…少年時代からバイクが好きで、白バイへの憧れから警察官の道に進んだ。鎌倉の派出所勤務を皮切りに、交通機動隊や関東管区警察局など、様々なフィールドを経験してきた。その警官人生の中でも、9年前に配属になった海老名署が非常に活気があり、特に印象深いという。当時の署長が掲げていたのは、全ての課や係、交番が一体となり仕事に取り組む『オール海老名の精神』。これが功を奏し、その頃から発展を続けていたまちと反比例するように、大幅に犯罪件数を減らしていった。「風通しが良く、皆で情報共有をして働きやすかった。自分もいつか署長になったら、こんな職場にしたいと思っていたので、思い出深い海老名への配属は縁を感じますね」と話す。
○…自宅は横浜市だが、現在は中新田の宿舎で単身赴任中。休みの日はバイクに乗って管内を探索しているという。愛車は高校時代に乗っていた思い出のバイクと同じ型。「近所のお店で偶然見つけて、思わず衝動買いをしてしまった。もちろん安全運転ですよ」と笑顔を見せる。
○…夏の一大イベントおして親しまれている「えびな市民まつり」や、運動公園に約5万人を動員する「いきものがかり」の凱旋コンサートなど、今年も重点的な警備が必要とされる案件がいくつもある。「まちは大きく変わりましたが、犯罪件数はずっと減少傾向にあるんです。先輩方が作ってくれたこの流れを保てるよう、頭を使って仕事に取り組んでいきたい」と意欲をのぞかせた。
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