市立有馬図書館(門沢橋1の20の41)で10月27日から、企画展示「いかとかっぱの読書習慣」が開催される。これは、日本各地の書店でブックフェアなどを開いている「いか文庫」とのコラボ企画で、海老名市では今回初の開催となる。
「いか文庫」は、2012年に設立された店舗も本も持たない「エア本屋」。本や読書の楽しさを伝えようと、都内の書店に勤務する粕川ゆきさん(店主)と女性スタッフの2人で、書店などとタイアップしたブックフェアやイベントを企画・開催している。
今回の企画は、いか文庫のイベントに参加し興味を持った松田彰館長が依頼し実現。読書週間に合わせ開催すべく、夏から数カ月がかりでテーマの設定や本の選定し、POP製作など準備を進めてきた。
目玉となるのは、10月30日(日)に同館多目的室で企画されている粕川店主によるトークショー。いか文庫の取り組みや企画展示本などについてのフリートークが行われる。午後2時から3時までで、入場無料。先着20人。要申し込みとなっている。
10月27日(木)から11月9日(水)の期間中は、いか文庫のスタッフと図書館司書が選んだ、朝起きてから夜寝るまでのあらゆる生活シーンにまつわる本を100冊ほど展示する。また、いか文庫が手掛けている「いか文庫新聞」の本企画バージョンも配布される予定。
松田館長は「気軽に本に楽しんでいただける企画になれば」と話している。
問合せは同館【電話】046・238・4646へ。
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