相模鉄道(株)がこのほど海老名駅の建て替え事業に着手し、新駅舎の建設に向け準備工事を進めている。周辺住民がかねてから要望してきた北口が開設されることとなり、北側エリアへの回遊性と利便性の向上が期待される。完成予定は2020年3月。
今回の新駅舎建設は、施設の老朽化と、10年以上前からあがっていた北口設置を要望する周辺住民の声を受けてのもの。昨年9月に行われた住民説明会後から、準備工事が進められている。駅舎本体の工事は今年3月から開始される。
現在の駅舎は地上2階建て(延べ床面積780平方メートル)だが、新駅舎には屋上が設けられ、延べ床面積が5千平方メートルに拡充される。1階のホーム部分には電車との接触事故防止のための「ホームドア」が設置され、2階には連絡通路や保育施設などが配置される計画となっている。また、北口に改札が1カ所新設されるほか、南口にも新たに1カ所追加されることとなる。
予定される北口側に飲食店などを多く抱える海老名駅前商栄会の熊切正巳会長は「海老名駅に北口ができることは、近隣住民や商栄会メンバーが長年待ちこがれていたこと。商店街にも来店しやすくなるのではないか」とその効果に期待を寄せている。
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