海老名版 掲載号:2017年3月24日号
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4月から認知症カフェを開催する「えびな脳神経外科」の院長を務める尾崎 聡さん下今泉在勤 46歳

地域医療の「今」を支える

 ○…認知症患者やその家族、地域住民、専門家らが交流する場として、全国的に広がりを見せる「認知症カフェ」。えびな脳神経外科でも今年4月から院内で開催し、認知症理解を深めるための講座や経験者家族を交えた会などを催す。厚生労働省の「認知症サポート医」の資格を取得後、1年ほどかけて構想を練ってきた。「脳の病気を抱える方が気軽に交流できる場所にしたい」と思いを語る。

 ○…約2年前の開業後、認知症患者との関わりが増えたため認知症サポート医の資格を取得した。以来、認知症における地域医療体制で中核的な役割を担うべく、ケアマネジャー向けに講習会を開くなど活動している。診療の際に心掛けているのは「患者様が求めていることをできる限りかなえる」こと。来院したその日のうちに診断結果と対応策を示すなど早期診断・診療を目指し、25人のスタッフとともに全力で診察にあたっている。

 ○…長崎県出身。幼少期は大人しい性格ながらも、山や川でドロドロになるまで遊ぶなど体を動かすことが好きな子どもだった。両親の勧めで小学生の時に剣道を習い始め、中学と大学で剣道部に所属した。医師を目指したのは、高校3年生の時。適性検査で向いている職業と診断され、教師から勧められたそう。もともと脳の神秘性に興味があったことが決め手となり、山口大学医学部に進学。卒業後は研修医として働きながら、大学院の脳神経外科学研究室で学んだ。その後、山口県や横浜市などの大学関連病院に勤務した。

 ○…現在は藤沢市で、妻と7歳の息子と3人暮らし。趣味は30歳の時に友人に誘われ始めたサーフィン。年間を通じて楽しんでおり、「昨年は息子がデビューしたんです」と嬉しそうに話す。座右の銘は、昔読んだ本のタイトル「Be Here Now(今を生きる)」。今この時を大切に、地域の人から頼られる病院づくりを目標に日々邁進していく。

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