市内国分南在住のプロキックボクサー・西京春馬選手がこのほど、後楽園ホールで行われた「Krush.75」で勝利を収め、プロ9勝目を挙げた。
相手は初代K―1フェザー級王座決定トーナメントで3位になっている実力者エリアス・マムーディ選手。春馬選手と同年齢ながらも長身から打ち下ろす右ストレートを武器に、プロで19戦16勝10KOと高い勝率で活躍している。
この試合に勝てば、タイトル戦の挑戦にも拍車がかかることから、春馬選手は「もっと先だと思っていたので、このチャンスを絶対つかみ取りたい」と試合前から気合は十分だった。
会場は満席で2000人近い観客入り。試合開始のゴングが鳴ると同時に、エリアス選手が猛ラッシュをかける。ロングリーチから繰り出すこの攻撃を上手く対処しつつ、的確に反撃。終盤では相手の疲れを見逃さず、たたみかける姿も見られた。互いにダウンはなかったものの、終始ペースを握っていた春馬選手が判定の結果、勝利した。
試合を終えて、春馬選手は「この試合はKOよりも勝つことを目標にしていた。相手の攻撃がしっかり見えていることもあり、自分らしい戦いができた」と振り返った。
次戦の相手は「第2代Krush―58kg王者」の小澤海斗選手。会見では、「自分には何にもメリットのない戦い。坊やにはマットの上で寝てもらう」と挑発的なコメント。これに対し、春馬選手は「小澤選手がこの試合を受けてくれたことに感謝したい。やるからにはKOを狙ってやらせていただきます」と返した。
6月18日(日)、さいたまスーパーアリーナで午後3時から。
弟・佑馬選手と契約(株)ライブフードプロデュース
キックボクシングの高校生日本一を決める「K―1甲子園」で昨年、王者に輝き、プロに転向した西京春馬選手の弟・佑馬選手が、市内東柏ケ谷に本社を構える(株)ライブフードプロデュースとスポンサー契約を交わした=写真。
同社はスポーツ鍼灸接骨院「B―spo」やストレッチ専門店の「Dr・ストレッチ」などを経営する企業。春馬選手の時のスポンサー1社目であり、佑馬選手への応援も買って出た。
佑馬選手は「地元の方たちに応援してもらえるのは、とても嬉しい。しっかりと練習に取り組んで、結果を出して恩返しがしたい」と話す。
プロデビュー戦はあす22日(土)の午後4時から。インターネット放送で視聴可。
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