市内国分北の「(有)堅昇土建」(見上健一代表取締役)がこのほど、関東商工会議所連合会が顕著な貢献を残した事業所に贈る「ベスト・アクション表彰」を受賞した。これは同社が行った青少年育成支援活動が高く評価されたもの。見上代表は「身に余る賞をいただき光栄です。協力してくれる多くの方に感謝したい」と話した。
「ベスト・アクション表彰」は、商工会議所の事業活動に関連して、まちづくりの推進や地域の活性化などに貢献し他の模範となった事業所を表彰する制度。103の商工会議所がある関東の連合会の所管で毎年1回表彰が行われており、今年で12回目となる。
今回表彰を受けた「(有)堅昇土建」は、東日本大震災の被災地支援などを主な目的に、海老名でボランティア活動をしている「福島と海老名の子ども交流キャンプ」に対して、会社をあげて全面協力してきたことが評価につながった。同事業は福島県南相馬の子を招き、海老名の子たちと交流を図るもので、同社ではキャンプ初年度の2013年から携わってきた。
できる事は全力で
また、同社では交流キャンプのほかにも被災地支援の活動を行ってきた。震災直後、社員らと「自分たちにできることがあるはず」と3月30日に現地入りし、ショベルカーなどの建設重機を使い、民家のガレキ処理や屋内整理などを手伝った。その後も、被災地の子が「もう少しで街が直る」と思えるよう、復興作業を分かりやすく描写した絵本を制作し届けたほか、イベントを企画して義援金集めにも尽力した。
見上代表は「『街と住まいの環境づくりを通して、人々の利便性、快適性の向上に貢献し、常に成長し続ける人間企業としてありがとうが飛び交う社会をつくる』を経営理念にしています。今後も様々な面で頑張っていきたい」と話した。
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