熱中症による救急搬送が、海老名市内でも増加している。市消防本部によると今年5月からの搬送件数は23件で、その内18件が7月以降に発生したものだという。同本部ではこまめな水分補給と休憩を呼び掛けている。
市内では5月に入り、今夏初となる熱中症の救急搬送が発生。これを皮切りに、5月中に3件、6月中に2件の搬送が確認された。7月には搬送件数が18件(27日時点)と急増。年齢別では成人と高齢者が大部分を占め、傷病程度別では軽症16件、中等症7件と、重症者や死者は出ていない。
実際の事例としては、屋外作業中にめまいやだるさに見舞われ、自宅に戻って休んでも体調が回復しないというケースが多いという。また、屋外だけでなく夜間屋内で発生する例もあることから、市消防本部の担当者は「熱帯夜にはエアコンを使用するなどして身体を冷やし、温度調節をしてほしい」と話している。
救急講習内で注意喚起
市消防本部はこの時期、市民の依頼を受け救急講習の中で熱中症の注意喚起を行うなど、啓発活動を実施している。担当者は熱中症予防として「カフェインを多く含む日本茶などではなく、スポーツドリンクといった塩分を含む飲料水をこまめに補給すること、休憩をとることが大切」と呼び掛けている。
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