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海老名メディカルプラザ 連載【3】 「熱中症」の予防について 意外と知らない対策方法
夏も本番となり気温が高いこの時期に気を付けなければいけないのが「熱中症」。その症状や正しい予防方法などについて、海老名メディカルプラザの内科・井上香医師に話を聞いた。
――熱中症はどうして起こるのでしょうか?
通常汗をかくことで体温を下げますが、暑さがひどくなると水分が足りなくなったり、汗をかいても間に合わず、体温が上昇してしまい「熱中症」になります。頭痛や吐き気に始まり、2〜3時間の急な経過で悪化すると痙攣や筋肉硬直を起こし、亡くなったりします。
一方で数日かけて発症し、体調不良が徐々に進行して熱中症になっているのに気が付かない事もあります。特に高齢者に起こりやすいです。
――予防の方法は?
急な場合は、水分補給したり、涼しい環境に身を置くことで症状は5〜10分程で良くなってくる場合が多いです。徐々に進行する場合は、部屋の中の温度が高すぎる事がほとんどです。部屋の温度はエアコンを利用し、26度位の設定にしておくのが良いでしょう。
注意する一つとして、コーヒーやお茶はカフェインの利尿作用があるため、効果的な水分補給にならないというのを知っていただければと思います。お茶の替わりに麦茶を飲むなど、カフェインを摂取しないことをオススメします。また、糖尿病の方は熱中症に罹りやすいため注意が必要です。
もし罹ってしまっても、軽度の場合は予防と同じように経口補水液などでの水分補給や涼しい環境で安静にするのが適切な措置になります。体調不良で、もし熱中症かな?と思ったら、お気軽に内科まで来院して下さい。
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