海老名・座間・綾瀬版
公開:2017年9月15日
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能と狂言を楽しむ、市主催のイベント「えびな能楽」が9月2日に海老名市文化会館大ホールで開かれ、ほぼ満席となるほど多くの人が訪れた。
この催しは、これまで史跡相模国分寺跡で行われていた「えびな薪能」を、会場を移し名称も改めて実施したもの。今回5回目の開催となる。
この日は来場者に能と狂言についての理解を深めてもらおうと、公演前に「えびな一受けたい能楽教室」と題した講座が設けられ、出演者が能と狂言の違いや演目の内容について解説を行った。
その後の公演では、和泉流狂言方で重要無形文化財総合指定保持者の野村萬斎氏が狂言「棒縛」を披露し、主人の留守中に酒を飲もうと画策する召使い・太郎冠者に扮して会場を笑いの渦に巻き込んだ。一方、観世流シテ方で同じく重要無形文化財総合指定保持者である観世銕之丞氏は能「土蜘蛛」を披露。怪しげな僧と土蜘蛛の精に扮し、戦いの際に白い糸を次々と投げつける見せ場で観客の目を引きつけた。
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