綾瀬市の小園付近に開設が検討されている(仮称)「綾瀬スマートインターチェンジ(IC)」の実現へ向け県は、17日に周辺道路の安全性やICの採算性などについて話し合う地区協議会を発足させる。県担当では「設置実現へ向けた具体的な1歩」としている。
綾瀬ICは東名高速道路の横浜町田IC―厚木IC間に位置する、綾瀬バス停付近に設置が検討されている。
平成17年度から調査が開始され、県は当初、地域経済の発展などを目的に都道府県主体で整備する「地域活性化IC制度」による整備を目指してきたが、昨年2月に事業手法を変更。簡易な料金所の設置のみで済み、従来型のICに比べ低コストでの導入が可能なことから、国が推進する「スマートIC」の設置に向けた調査を進めている。
今回、発足する地区協議会は国の要綱に基づき検討熟度を高めることを目的としたもの。学識経験者や綾瀬・藤沢両市長、国、県の担当者、地元商工団体などから15人が委員として参加し、ICの社会便益や採算性、構造、整備方法など7項目について検討する。
県担当によると、当面は実施計画書の策定に向け議論を重ねる方針で、今後は実務担当者による幹事会を立ち上げ具体的な話し合いを進める計画だという。
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