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花育士として市内外で教室や講座を行う 川口 文子さん 綾瀬市深谷中在住 45歳

公開:2011年3月4日

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「ありのまま」を大切に

 ○…子どものころから花に慣れ親しむことで、自然を愛することなど心の育みや、個性・感性を育てることを目的に行われる花育。花育士として花育教室を開き、今月末には綾瀬市の中央公民館で講座を開催する。「五感をフルに使って、自由な発想でフラワーアレンジメントを作ると必ず人とは違うものができます。それが個性なんです。その個性を伸ばすのが花育なんです」。『ありのままでいいんだよ』。子どもたちに語りかける魔法の言葉。

 ○…花育との出会いは4年前。愛息が通う幼稚園で恒例のフラワーアレンジメント教室を手伝ったことがきっかけ。女の子以上に男の子が夢中になっていた姿をみて、アレンジメントで子どもの意外な面が引き出せ、それが仕事にできたらと花育士の勉強を始めた。

 ○…花好きの母親の影響で幼い頃から家庭にはいつも花があった。しかしあまりに自然に生活の中に花があったため「花好き」に気づいていなかった。ピアノを習っていたこともあり調律士を目指すべく専門学校に通った。その頃花屋でアルバイトしたことがきっかけで卒業後、都内の有名花店に勤務。毎日花に囲まれて仕事をするうちに「花好き」の遺伝子が目覚めた。好奇心旺盛でいろいろなアルバイトを経験。電話帳の配達から、横浜博のイベントコンパニオンまで挙げればきりがない。やりたいことが次から次に溢れ出す。「もう一人自分がいればどんなにいいか」

 ○…子どもが他人を思いやる気持ちや自分の気持ちを素直に伝える力が花育教室の回を追う毎に成長していることに毎回驚かされる。「花育は難しいものではないんです。家庭で切花をいけたり、球根を植えたりしながら季節や自然の恵みを感じ、親子で会話をしてくれればうれしいです」。今では愛息が花育のアドバイスをするほど。子どもという花の個性や豊かな心の育成のために「花育」はこれからも大事な役目を担う。
 

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