写真専門ギャラリーを開いた 増田 伸一さん 海老名市東柏ヶ谷在住 61歳
笑う門には”人”来る
○…「写真1枚1枚にドラマがある。人に感動を与えるギャラリーにしたい」。昭和50年に東柏ヶ谷で創業した写真専門店が36年目を迎え、一緒に人生を歩んできた自宅兼店舗が築50年経つことと還暦を迎えたことをひとつの節目に、海老名市内では初となる写真専門のギャラリーへと生まれ変わった。「今まで撮りためた作品の集大成を発表したかった。やっと夢が実現したよ」と目を細める。
○…写真との出会いは高校時代の写真大会だった。友人の誘いから何気なく応募した3作品全てが上位入賞を果たした。これがきっかけで写真の世界へとのめり込んでいった。東京写真大学を経て、総合写真店へ就職。25歳で独立してカメラの販売店を開業した。38歳の時、知人の紹介で、高齢者向けの写真講座で講師を務めることに。自身よりも倍近く人生を歩んできているお年寄りの「師匠」になるプレッシャーから、長年、部屋に眠っていた写真の解説本などを奥から引っ張り出し、再び写真を一から勉強し直した。はじめのうちは野外撮影会で、自分の撮影に夢中になり生徒に怒られることもしばしば。「何があっても笑っていれば、なんとかなる。『人生楽しそうだね』と良く言われるんだよ」
○…「作る野菜はもっぱら酒のつまみなんだけどね」と満面の笑顔。趣味は家庭菜園。ここでの師匠は写真講座の生徒たち。農作業の師匠たちに丁寧に一から野菜の作り方を教えてもらった。「本当に人に恵まれてるんだよ」。写真に導いてくれた友人。その写真を一から学び直させてくれ、人生感を教えてくれた仲間など、人との「出会い」への感謝を忘れない。
○…「たくさんの人に写真をもっと楽しんでもらいたい。最高のショットが撮れた時は、体がゾクッと震え上がるんだ」。少年のように曇りの無い目を輝かせながら、日々「今日」という新しいドラマのシャッターを切る。
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