電力供給が不足する可能性が指摘されている今年の夏場に向け、海老名・綾瀬両市が市民の節電行動を促すキャンペーンを展開する。
◆海老名市
国が示した抑制目標を上回る20%の節電を目指す方針を明らかにしている海老名市では、市内の一般家庭全世帯およそ5万世帯を対象にした節電キャンペーンを実施する。
電力使用量を削減した家庭には、ひと月あたり500円相当の味噌や米、しょう油などが提供されるインセンティブ要素を含んだキャンペーンで、提供物品は同市の姉妹都市で震災で被害を受けた宮城県白石市の物産品が用いられる。物産品を購入することで間接的な支援につながることから賞品に採用された。
キャンペーンの実施期間は7、8、9月の3カ月間。東京電力が検針時に毎月発行する「電気ご使用量のお知らせ」を市に提出し、市が削減率を確認する。前年同月分の使用量と比べ、15%以上の削減を達成した世帯に物品が提供される。
市担当課では「多くの世帯にご参加いただきたいが、暑さの中、無理な節電は健康を害する恐れがあるので、御注意いただきたい」と話している。問合せは市環境政策課【電話】046(235)4912まで。
◆綾瀬市
綾瀬市でも市民の「省エネ行動」を後押ししようというキャンペーン「エコっと21」が5年前から行われている。担当課によると、節電意識の高まりから参加を希望する市民も例年に比べ多いという。
二酸化炭素の排出抑制を目指した取り組みで、電気と水道の使用量が昨年の同時期に比べ、減少した家庭に抽選で旅行券などの賞品などが当たる仕組み。
対象となるのは電気使用量が6月から9月までの各月間と、水道使用量は6、7月か7、8月のいずれかの期間。電気・水道それぞれの「使用量のお知らせ」を環境政策課に提出し、秋に開催される環境展で公開抽選会が行われる予定。
担当課では「今年の夏は特に節電対応が求められる。キャンペーンに参加し、省エネ行動を楽しんでもらいたい」と話している。問合せは市環境政策課【電話】0467(70)5620まで。
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