地場の食材を販売する「てらおの直売所」(寺尾西3─11─27・清水建侍代表)に、東日本大震災の被災地で生活再建のために販売している「復活の薪」が展示されている。
「復活の薪」は被災地の地域住民の働く場を確保し生活再建につなげようと、家屋のガレキや山間の間伐による木材を薪として販売するプロジェクト。福島県や岩手県の各地で取り組まれている。
直売所で展示するきっかけとなったのは、被災者から届いた「謝礼」だった。清水さんが会長を務める「高座豚研究会」なども含め、直売所ではこれまでに「高座豚レトルトカレー」や綾瀬産の野菜、卵などを被災地へ10回以上送っており、合計でカレー5760食、ハム類は280kgに及ぶ。6月10日に岩手県上閉伊郡大槌町吉里吉里地区へ送った3回目の物資のお礼に薪と一通の手紙が届いた。手紙には「漁業ができるまで、3年位はチェンソーを握ります」とあり、「薪が売れて、彼らのやりがいになれば」と清水さん。
直売所では被災地へ送る夏服や靴、長靴、殺虫剤なども募集しており、「もらう人の気持ちになると新品を送りたい」としている。
問合せは同直売所【電話】0467(81)3624まで。
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