東柏ヶ谷さくら並木 44本を伐採へ 来年度中に「小彼岸桜」を植栽
東柏ヶ谷の「さくら並木商店街」(世良要会長)の桜が来年度中までに全て伐採される。並行して行われる道路整備とともに新たな桜が植栽され、25年度に新しい街並みが誕生する予定となっている。
同所の桜は昭和30年代に地元住民らの手で植栽された吉野桜。一般的に寿命が60年から70年といわれている品種で以前から倒木の危険性が指摘されてきた。
そうした折、平成20年に同時期に植栽された座間市側の桜が倒れたことをうけ同商店街では「さくら並木景観改修委員会」を立ち上げ、老木化した桜の伐採とそれに伴う道路改修による街並みの再整備を訴えてきた。
同商店街の桜は毎年、樹木医が診断し倒木の危険性が高いものはそのつど伐採し安全を確保。同時に地元の自治会の代表20人ほどで組織される「街づくり委員会」と市側でどのような街づくりをしていくかを継続的に協議していた。構想に目途が立った7月末の話し合いの場で8月上旬に催される地域の夏祭りを終えてからの伐採が決定した。
伐採は週明けにも始まる。同商店街内の食品スーパー「うおしち」からさがみ野駅方向に今年度21本、来年度中に残りの23本を伐採する予定。「切りっぱなしにならないようにして欲しい。倒木の危険性がなくなるのは喜ばしいし、人に優しい街づくりをして欲しい」と商店街では話している。
秋には道路整備が着工され、あまり背丈が大きくならない「小彼岸桜」を植栽する予定。24年度中に工事を終える予定だが「社会情勢の変動によって延長することも」と市道路整備課。また市商工課では「景観を改修することで街も活性化し、商店街も元気になるのでは」と期待を寄せている。
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