海老名市は防災グッズをまとめた「災害対策用携行ミニポーチ」を市立小学校の全児童およそ7500人に配布する。登下校時などに災害が発生したケースを想定し、非常用保存飲料水や簡易的に口にすることができるクッキー菓子などが収められている。
東日本大震災は平日の昼間に発生したため、東北地方では児童と保護者が異なる施設に避難するケースが多発した。児童が水や食料を確保できなかったという報告が数多く寄せられたことを受け、市では先月、販売した「帰宅支援ポーチ」とともに「児童用ポーチ」の製作を進めていた。
ポーチには助けを求める際に使用するホイッスルや、ばんそうこう、簡易的に口にすることができるクッキー菓子、保存水、簡易トイレなどを収納。ポーチ内部には名前と血液型を記入するタグが付けられている。
サイズは縦16cm、横20cm、厚さ3cmで、有事に備え常に持ち歩くことができるように、ランドセルのすき間に収まるサイズに設計。またポーチの素材にはポリエステル生地を用い軽量化を図るなど、「常備性」にこだわった。
3月中に全ての児童に配られる予定で、今春以降、小学生となる子どもたちにも入学後に配布していく計画だという。問合せは市政策経営課【電話】046・235・4790まで。
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