ボーイスカウトが主催する「わんぱくまつり わっしょい!」の実行委員長を務める 野呂 三佐子さん 河原口在住 44歳
何事も飾らない母
○…「『大事なことを頼まれる日になる』と今日の占いに出てました。この事だったんですね」と笑いながら取材に対応してくれた。市内のボーイスカウトが主催者となって、多くの人と交流を深めるイベントを企画した実行委員長。「子どもたちは子ども同士で外で遊ぶのが一番の勉強ですよね」
○…小学2年生の長男の入団がきっかけでボーイスカウトに関わるようになった。初めは一保護者として活動に携っていたが、ある時、男性メンバーから「野呂さんも企画の方をやってみたら」と依頼された。仕事や家事などに追われていたため、「フルタイムの仕事なんで」と返事。「オレもだよ」という答えに考え直し、やってみようと決意。気づけば娘と夫も仲間入りし、「ボーイスカウト家族」になっていた。「長男がヤンチャすぎて、集団行動ができるようにと入団させたんですけどね」と手を口に当てて笑う。
○…仕事は保健師。0歳から4歳までの子どもを持つ家庭を訪問。20年近くのキャリアで何千人もの話を聞きアドバイスをしてきた。「今では『野呂さんお願いします』と指名を受けることもあるんですよ」と誇らしげな表情。自身の子育てで忘れられない思い出は断乳。夜通し泣き止まない子に、母乳をあげたい思いとあげてはダメという思いの葛藤に頭を悩まされた。「人にアドバイスしてきたのに、自分でやってみると全然わかってなかったんだなって痛感しました」と当時を振り返り恥ずかしそうに笑う。
○…ボーイスカウトに出掛ける時の子どものお弁当はおにぎりを3つ。成長に合わせて、大きさを変えていくのが親子の触れ合い。中身にはチキンナゲットやとんかつなど、「面白メニュー」を仕込んでおくことが楽しみ。「忙しかったり、面倒な時もあるけれど、とにかく子どもたちに手を掛けていきたい。それが自分のできること」。原動力は親心で満ち溢れている。
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