避難所開設訓練 市民参加で「本番意識」 1600人が12カ所に参集
防災の日の9月1日にコミュニティセンターなど市内12カ所で避難所開設訓練が行われた。春先には市職員が訓練を行っているが、市民が参加する実践的な形での初の開設訓練となったこの日は1600人を超える市民が実際に避難所に参集し、「いざ」に備えた。
東日本大震災以降、避難所の迅速かつ適切な開設・運営の必要性が叫ばれている中で行われたこの日の訓練は、午前9時30分に神縄・国府津―松田断層帯を震源にマグニチュード(M)7・5の地震が発生し、市内でも震度6弱の揺れを観測。被害が出たという想定で実施された。
東柏ケ谷の柏ケ谷コミュニティセンターでも防災サイレンが鳴り響くと、地域住民らが続々と来館。避難所の近くに住み、市から任命を受ける避難所担当の市職員や施設管理者、自治会で組織された自主防災組織が避難所を立ち上げ、避難者を受け入れ収容するまでの一連の流れを確認した。
内野市長は「避難所をスムーズに開設することが、住民にとって何よりの不安解消につながると考えている。こういった訓練を行い、課題を見つけられる意義は非常に大きい」と、訓練の重要性を話した。
市では今後、今回の訓練結果などを踏まえて、避難所ごとの個別マニュアルを策定していく予定だという。
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