厚木駅周辺の再開発事業に関し内野優市長が18日、「事業効果が見込まれるコンパクトなエリアを設定し、市街地再開発事業による早期事業化を目指していく」という考えを示した。開会中の9月定例会の中で倉橋正美議員(創新海クラブ)の一般質問に答えたもの。同エリアの再開発に関し、市長が明確な答えを示したのは初めて。
構想エリアは小田急南側・県道西側
この日、倉橋議員の質問側に答える形で登壇した市長は駅直近という立地を活かした開発を進めることで、「定住人口の拡大と賑わいの創出を図ることが可能だ」とし、福祉施設や健康・文化施設に加え、公営住宅の導入など具体的なイメージ案を示した。
区域については「鉄道高架部や県道との調整、事業の費用対効果などの精査を進め、地権者の考えを聞きながら定めたい」とした上で、県道の西側・小田急の南側を中心に設定するとした構想案を明らかにした。
賛成5割 反対2割
市内ではこれまでに望地、大谷市場など10地区の区画整理事業を全て組合施工で行ってきている。「市民の声や考えを取り入れることが重要」との考えに基づいたもので、今回も権利者自らが主体となって進める組合施工による事業化を目指す方針だ。
昨年度からは対象地域の権利者およそ50人を中心に勉強会を組織。この中で行ったアンケート調査では検討を進めることに対し、権利者の5割が賛成、2割が反対の姿勢を示しているという。
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