海老名・座間・綾瀬版
公開：2012年9月28日
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笑顔で答える金指さん
第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」で、水泳少年少女Ａ２００ｍ平泳ぎに出場していた杉久保の高校生・金指美紅さんが優勝した。
大谷中学校時代からジュニアオリンピックなど全国レベルの舞台に立ち、日本大学藤沢高校に進学。今春のロンドンオリンピック選考会では４位に入るも０・３秒差で代表権を逃した。金指さんを抑えオリンピックに出場した鈴木聡美選手（山梨学院大学）は、銅メダルを獲得。一躍、時の人となった。
「高校最後の国体なので優勝を狙っていた」。昨年の国体にも出場したが、６位に終わり、悔し涙を飲んだ経験を持つ。
３位だった８月の高校総体で記録した、２分25秒９の自己記録更新を目標に掲げ臨んだ今大会、予選を２位で通過。決勝では、予選を１位通過した東京の選手を抑え、２分27秒56で制した。「目標タイムに届かなかったのは残念でしたが、優勝できてホッとしています」と大会を振り返る。
まずは来年の世界水泳
日大藤沢高校に進学し、高いレベルの選手と過ごすことで刺激を受けた。顧問の植村弘教諭は「小柄で細い選手だが、ダイナミックで力強い」と金指さんの泳ぎを評する。
目標は２０１６年のリオオリンピック出場。４年後を見据え、現在は来年４月にスペインで行われる世界水泳への出場を目指しトレーニングに励んでいる。
堀川未来夢（みくむ）さんはゴルフで国体出場
国体にはゴルフ成年男子の部に中河内の大学生・堀川未来夢さんも出場する。父や兄の影響で３歳のときにゴルフクラブを握り「ゴルフは自分が審判で己との戦いで人間性を高める」と父から指導を受けた。
小学４年生から競技ゴルフをはじめ、強豪の厚木北高校を経て、現在は名門・日大ゴルフ部に所属する。国体の出場は今回が４回目。「優勝を狙っていきます」と話す。競技は10月４日から。
堀川さん
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