公益社団法人海老名青年会議所の第33代理事長を務める 塩脇(しおわき)和弘(かずひろ)さん 下今泉在住 39歳
日陰から表舞台へ
○…「海老名は小さい街。しかし市民は大きな力を持っている。その力を引き出せばもっと魅力的な街になるはず。海老名市民の力はこんなものじゃない」。熱い海老名愛を込めた今年度のスローガンはズバリ「コンパクトにインパクトを」。昨年末には公益法人化への移行を無事に成し遂げ、今年度は新たな青年会議所としての飛躍の年になる。
○…27歳で青年会議所に入会。以来、夢中で走り続け今年度40数名の会員のリーダーに。自ら「日陰を歩いてきた」と表現する通り、決して前に出ていくタイプではない。しかし何事にもぶれない芯の強さは周りの誰もが知るところだ。社会人になりたてのころから地元の消防団に参加。その団の先輩が青年会議所の理事長に就いたのを機に同会に誘われたのがきっかけで入会することに。ちょうど阪神淡路大震災でボランティア活動する同世代の若者が青年会議所メンバーであることを知った時だった。「世間知らずの自分に諸先輩方がいろいろ教えてくれた。おかげで地元のことが見えてきたんです」。さまざまな活動を通じ人に出会い、つながり、命の大切さを学んだ。
○…生まれも育ちも下今泉地区の生粋の海老名っ子。現在は相模原から茅ヶ崎までおよそ21Kmの用水路の管理などを行う「神奈川県相模川左岸土地改良区」に籍を置く1児の父。1歳半の娘はいろいろなことが分かりだす可愛い盛り。しかし仕事と会議所の活動で家を空けることも多いのが悩み。「その分一緒にいるときの時間は濃くて価値が高いですね」と目を細める。
○…現在、街全体で取り組むことができるイベントの企画を温めている。小さな商店も集まれば大きな事業をできるという発想だ。「海老名のどこに行っても同じテーマのイベントが体験できるんです。こうご期待です」とニヤリ。街のリーダーとして先頭を切って海老名をさらに魅力ある街に育てていく。
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>