あす6月1日のアユ漁解禁を前に5月26日、相模川漁業協同組合連合会(木藤照雄会長)が相模大橋付近で試し釣りを行った。例年よりも大きい体長10cmから20cmほどのアユが釣り上げられ、関係者は「今年は期待できる」と話した。
この日は同会の組合員5人が川に入り竿をふるった。1本の糸に5つほどの釣り針を付け川底を転がして魚を引っ掛ける「ころがし」と呼ばれる漁法で試釣。1時間半ほどで、250匹のアユを釣り上げた。
関係者は「試し釣りでこれほど大きいアユが釣れるのは珍しい」と話し、木藤会長は「大雨が少なく、河川の状態が良かったことが、生育につながった」と分析した。
漁連では解禁へ向けて、4月から相模川や中津川の中・上流部に約250万匹・12万トンの稚アユを放流。今後、解禁日後の釣果を見ながら、6月、7月にも随時、放流を続ける予定だという。
また、4月から5月にかけて社家の堰で行われた調査では、約250万匹の天然アユの遡上を確認。木藤会長は「遡上数も例年に比べて多く、体長も例年よりも大きい。シーズン当初から楽しんでもらえるだろう」と話した。
相模川でのアユ漁は10月14日まで可能。釣りをするには川沿いのコンビニエンスストアや釣具店などで販売されている遊漁券(1000円)が必要となる。問合せは同漁連【電話】046・210・3033まで。
|
|
|
|
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>