海老名市の特産品「いちごわいん」「いちご酢」が6月15日(土)から今年も販売される。いずれも限定3000本の商品で市内22の小売店で取り扱われる。
海老名の主要特産品であるイチゴを原料にした商品を作ろうと県央小売酒販組合・海老名支部の若手有志が集まり、1988年に初代「いちごわいん」が完成した。このときに市の特産品の第1号にも指定されている。
発起時の関係者によると、大型商業施設の進出により、小売店が集まる組合では「海老名が盛り上がる商品を作って生き残ろう」と組合員全員が奮起して開発へ取り組み始めた。
組合員がワイン工場とつながりがあったことと、海老名の名産である「イチゴ」を掛けた「いちごわいん」を発案し、約1年の試行錯誤を経て商品化された。当時は、組合員総出で夜中に収穫したイチゴをトラックに積み込み、山梨の工場まで持って行っていたという。
これを皮切りに「いちご酢」やスパークリングワイン「あわベリー」「いちごリキュール」、イチゴとブルーベリーを使った「ベリーベリー酢」などが商品化されてきた。
今年の「いちごわいん」は市南部地域で栽培された「とちおとめ」を100%使用。約1400kgを4月中に収穫し、醸造工場で製造した。
海老名銘酒開発委員会(山道一広委員長)=人物風土記=によると、昨年は「とちおとめ」と「べにほっぺ」を配合させていたので、昨年とはまた違う味を楽しめるという。
問合せは同委員会(海老名商工会議所内)【電話】046・231・5865へ。
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