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認知症サポーター 「オレンジの輪」広がる 6年で1200人超える

公開:2013年7月5日

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 認知症を理解し支援する「認知症サポーター」の養成が海老名市内でも進んでいる。今年3月までに1218人が講座を受講しサポーターの証「オレンジリング」を手にした。市高齢介護課では今年度も出前講座を積極的に受け付け、200人程度の新サポーターを養成したい考え。

 厚生労働省の調査報告によると85歳以上になると4人のうち1人には「認知症」の症状が現れるという。国は2005年度から「認知症サポーター」の養成を全国的に推進。当初10年間で100万人の養成を目標にスタートしたが、4年で目標値に達し、現在は「2014年度までに400万人の養成」に目標を上方修正した。

 海老名市では6年前からサポーターの養成を開始。昨年度は介護サークルや各地区の長寿会、介護事業者の職員研修など31カ所で講座が催されたほか、3月に市が主催した市民講座では、定員を大幅に上回る参加があるなど、関心の高さを示した。

 昨年度、新たにサポーターとなった913人を含め、これまでにオレンジリングを手にした市民は1218人。手首にリングをはめたサポーターを街中でも見る機会が増えてはきたが、高齢介護課職員は「制度のことを知らない人もまだまだ多い。できるだけ多くの方に認知症を理解していただきたい」と話し、今年度も小規模な出前講座を数多く受け付けることで、「オレンジの輪」を広げていきたい考えで200人ほどの上積みを目標に掲げている。

今年度初の講座に18人

 6月29日に柏ケ谷中学校区青少年健全育成連絡協議会(馬場智宏会長)が主催し柏ケ谷コミュニティセンター開かれた講座には地域住民ら18人が参加。認知症の原因や症状のほか、認知症患者への接し方などを学んだ後、オレンジリングを受け取った。

 馬場会長は「認知症を理解することの大切さを感じた。学んだことを多くの人に発信できれば」と話した。

 高齢介護課によると、サポーター養成講座は希望すれば企業や団体向けに開催することが可能だという。問合せは同課【電話】046・235・4950へ。
 

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