安全運転管理者会 「自転車事故を減らせ」 児童、シニア対象に実技指導
海老名安全運転管理者会(本多正彦会長)らによる自転車交通安全講習「チリリン・スクール」が海老名ドライバーズスクールで行われた。自転車の運転ルールを学び、コースを使った実技指導で安全運転を学んだ。
夏休みは自転車事故が急増する傾向にあると同時に、市内で自転車事故が多発していることから同会が、より多くの運転者に安全運転を呼びかけようと海老名警察署らと開催した。
同署は毎年春に市内全小学校を巡回して自転車安全講習を開催しているが、中高生なども一緒に参加しての講習会は、3月に北部公園で行われて以来今回が2回目で、同所での開催は初。
スクールでは自転車の乗り方、道路の走り方に始まり、13歳以下の児童に法律でヘルメットの着用が義務づけられていることなどを学んだ。また講習後は指定自転車店で自転車の点検が無料で受けられる「チリカ・カード」が配布された。
講習に参加した中新田小4年の大山進太郎君は「ヘルメットの必要性を改めて知った。今日学んだ事に気を付けて自転車に乗りたい」と話していた。
自転車事故が増加
海老名署によると、今年に入り海老名市の人身事故、中でも自転車事故が前年同月よりも14件増えて74件に上るという。座間や大和、綾瀬市など他の県央地域では軒並み減少傾向にあるにもかかわらず増加していることに対し、海老名署では「住宅街など見通しの悪い交差点での出会いがしらが多い。また圏央道の開通に伴う交通量の増加で運転に不慣れなドライバーが増えていることも一因では」と話している。
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