有馬中学校吹奏楽部 8年連続で東関東へ 「悲願の全国大会出場目指す」
有馬中学校(伊藤文康校長)の吹奏楽部(55人)がよこすか芸術劇場で行われた「第62回神奈川県吹奏楽コンクール中学校の部A部門」で金賞を受賞し、8年連続となる東関東大会への出場権を得た。部にとって悲願ともいえる全国大会出場をめざし、9月8日の本番を前に夏休み返上での練習が続いている。
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過去7年に渡り金賞を獲得し、神奈川、千葉、茨城、栃木の4県の代表校が出場する東関東大会に駒を進めてきた歴史があり、東関東大会出場が「当たり前」という雰囲気の中で挑んだ今大会、同校は5曲ある課題曲の中から「自分たちに一番合っている」と「エンターテイメント・マーチ」を、自由曲には他校が取り組んでいない新曲「吹奏楽のための協奏交響曲」を選定。8年連続の東関東出場権を目指した。
部長の山下加奈さん(15)が「今までで一番の出来だった。忘れられないくらい楽しく演奏できた」と振り返るステージは高く評価され、金賞を獲得。悲願の全国大会出場へ向けた第一関門を突破した。
過去7度の東関東大会での最高位は2年前と3年前の銀賞。立ちはだかり続けてきた壁の突破を目指し、県大会後も練習を積み重ね精度を高める作業を進めている。
山下部長は「部のテーマが『絆の音楽を感動へ』なので、聴いている多くの人に感動を与えられる演奏をしたい。そして今年こそ悲願の金賞を目指し、全国に行きます」と力強く意気込みを語った。また顧問の上高原拓也教諭は、「あとは集中力のピークを本番に合わせていけるかが大事」と話した。
24校が出場して競われる東関東大会中学校A部門は9月8日(日)に行われ、同部は開会式直後の午前10時に出場する予定。
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