海老名市少年野球連盟の会長兼理事長を務める 坂入 満さん 国分寺台在住 67歳
「ただ野球が好きなだけ」
○…「前の理事長さんが新年度前に突然引退表明してね。急遽引き受けた。まあ嫌いじゃないしね」と笑う。市内16の少年野球チームが所属する海老名市少年野球連盟の会長。このほど行われた姉妹都市である白石市の選抜チームと、海老名市選抜チームとの交流は今年で22回目を迎えた。
○…息子が入団した野球チーム「海老名フレンズ」での懇親会ソフトボール大会の際、野球経験が生き、周囲の目を引き付ける活躍。これがきっかけとなりチームのコーチを頼まれることに。息子の卒業とともにチームを離れるはずが引退する監督に残留を懇願され「監督なら」と引き受け、以来14年間チームを率いた。「まあ嫌いじゃないし」。その後、連盟の副理事長、理事長そして昨年、兼任で会長に。「いろいろ発言するから、受けるときは受けないとね」。自信の裏に責任感の強さが見える。
○…高校ではファーストでレギュラーを獲得。投手志望だったが同級生で、のちにプロに進んだ倉田誠投手がいたため先輩たちの力量を計算し、次にレギュラーをとれそうな一塁手を選ぶなど、当時から人を見る目に長けていた。その才能が少年野球チームを率いることで再び活きる。「選手のポジション決めは苦労する。将来を間違えてしまうから。でもそんなにずれてなかったんじゃない」。「サイン無し、初球打ち、フライ打ち」と独特の指導方法を持つ。打撃の神様・川上哲治氏らの指導書を参考に試行錯誤しながら生み出した独自の理論がある日、野球教室で出会った巨人軍元投手の鹿取義隆氏からお墨付きを得た。「自信になった」。野球少年の眼がひときわ輝いた瞬間だった。
○…野球人口の増加がもっぱらの課題。「野球は打つ、走る、投げるといろいろな要素が入ったスポーツ。ボール拾いから始まってステップアップするのが楽しい」。夢は孫と一緒に野球をすること。「早くして欲しい。体が動く間にね」
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