さがみのボウル所属加藤祐哉プロ 10年目で初タイトル 決勝は後半に逆転し8ピン差
東柏ケ谷の「さがみのボウル」に所属するプロボウラー・加藤祐哉さん(32)=人物風土記=が、国内のプロ・アマのほか、米国や韓国からもプロボウラーが参戦した「ラウンドワンジャパンカップボウリング2013」を制し、プロ10年年目で初のビッグタイトルを手にした。
日・米・韓のプロ213人、アマ181人が参加し11月27日から30日にかけ都内で開かれた今大会、加藤さんは予選の前に行われる選抜大会が免除されるシード選手だったため、選抜大会を勝ち抜いた選手とシード選手が参加する予選ステージから参戦した。
176選手が二つのグループに分かれ10ゲームのトータルで競われた予選ステージを13位で通過した加藤さんは、次ステージでもベスト8入りし、決勝トーナメントにコマを進めた。
初戦の相手は今年9月のコリアンカップで敗れた選手だったが、30本差をつけ快勝。リベンジを果たし迎えた準決勝戦は同期の堀江真一プロと対戦。2度のミスで出遅れた堀江選手に対し、大会前から好調を維持してきた加藤さんは、後半に4連続ストライクを決めるなどして逃げ切り、ファイナリストとなった。
プロ入り10年目で念願の初タイトル戴冠のチャンスとなった決勝戦では、第1フレームからストライクを3つ続けスタートダッシュに成功。相手選手も中盤、6連続ストライクで猛追を受け一時は逆転を許す展開となったが、第9フレームに相手選手がスペアチャンスの逃したことで、加藤さんが再逆転。最終フレームでもストライクを奪った加藤さんが8ピン差で激戦を制し、2004年のプロ入り以来初となるビッグタイトルを手にした。
日本プロボウリング協会によると、同協会に所属する選手が「ラウンドワンジャパンカップ」を制したのは25年ぶりで、3人目だという。
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