中新田ファイヤーズ 創立初の県制覇 全国ドッジボール選手権予選
中新田のドッジボールチーム「中新田ファイヤーズ」(棚橋亜紀監督)が2月2日、相模原市内で行われた「第23回春の全国小学生ドッジボール選手権」の県予選大会で初優勝し、3月2日に千葉県内で開かれる関東大会への出場を決めた。
ファイヤーズにとって悲願の「全国切符」を目指した今大会には県内から31チームが出場。3チームで競った予選リーグを連勝し順当に決勝トーナメントに駒を進めたファイヤーズは、16チームが進出した決勝トーナメント初戦、「厚木SUPERKIDS」と対戦した。
「これまでになかった」と棚橋監督が振り返るほど、全ての選手が集中し臨んだこの一戦、パスカットなど守備面での好プレーが立て続けに出るなど試合は終始、ファイヤーズペースで進み初戦を突破したチームは2、3回戦も完勝。県制覇まで「あと一歩」のところまで辿り着いた。
神奈川ナンバー1の覇権を争ったのは全国大会の常連「デイリー相模原ボンバーズ」。両チームは昨秋の県大会決勝戦で対戦している。この時は最終セットまでもつれ込む激戦を繰り広げた末、ボンバーズに軍配が上がった。
ファイヤーズにとっては秋のリベンジマッチとなったこの一戦、序盤は両チームが共に、守り合う緊張感に満ちた展開だったが、終盤、攻撃に転じたファイヤーズが第1セットを奪取。悲願の優勝へ「王手」をかけた第2セットも連取し、1999年のチーム創設以来、15年目で初めて神奈川の頂に立った。
棚橋監督は「ファインプレーの連続で、これまでにないほど良い戦いができた」と大会を振り返った。
ファイヤーズを含む今大会のベスト4進出チームは3月2日に千葉県内で行われる関東大会に出場する。
ファイヤーズにとっては14年ぶり2度目の春の関東大会。14年前は予選リーグを突破したものの、決勝トーナメント1回戦で敗退しており、チーム史上初となる「全国切符」奪取に挑むこととなる。
|
|
|
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>