社家小学校の体育館を拠点に活動する小学生ドッジボールチーム「フェニックス」(内山勇代表)=人物風土記=がこのほど、伊勢原市内で行われた「富士シティオ&スリーエフカップ第20回神奈川県ドッジボール選手権」の男子単独・混合の部で優勝し、11月30日に開催される関東大会への出場権を手にした。同チームが関東大会へ進むのは12年ぶり。
関東大会の予選を兼ねた同大会には県内から27チームが出場。全国レベルのチームが集まる激戦区・神奈川で上位4チームに与えられる「関東切符」を目指し、熱戦を繰り広げた。
他チームは高学年男子をチームの主体に構成する中、フェニックスは女子4人を含むメンバーで挑戦。4チームで争われた予選リーグでは「ヒヤッ」とする場面もあったが全勝で突破した。
決勝トーナメント初戦を危なげない試合で勝利するも、迎えた準々決勝では思わぬ苦戦を強いられた。1セット目を先制するも第2セットを奪われ、最終セットにもつれ込む展開。「厳しい練習をしてきたんだ。絶対勝てる」という監督の言葉に後押しされ、3セット目を勝ち取りベスト4入りを決め、「関東切符」を手にした。
決勝戦は今夏の県チャンピオン「大和」との対戦。80Kmのスピードボールを投げる君塚晴哉くん(小6)を中心に相手を仕留め、守っては仲間が当たってもボールを他の人が拾うチームワークを発揮。ファイナルセットまでもつれ込んだ熱戦をものにし、チーム史上初の神奈川の頂点に立った。
内山代表は「昨年は1勝もできなかったが、選手たちが上のレベルを求めるようになってチームが変わった」と話した。
今大会はフェニックスのほかにも海老名勢が躍進した。ゼブラ★パワーズ、中新田ファイヤーズも準決勝進出を果たし、海老名勢3チームが「関東切符」を手にする結果となった。
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